NOBORIサービス利用規約
NOBORIサービスの利用規約は以下で構成されています。
- 1. サービスの定義を示しています。
- 2. サービスの目的、利用条件、料金、家族での共有について条件を示しています。
- 3. 解約、データの削除について示しています。
- 4. サービスの利用に関する禁止事項を示しています。
- 5. サービス利用権の譲渡、その制限について示しています。
- 6. 利用停止、情報の強制削除が発生する場合を説明しています。
- 7. サービスの一時停止、中止の可能性について説明しています。
- 8. サービスに関する保証の範囲を示しています。
- 9. 相互の損害に対する賠償について示しています。
- 10. 個人情報の保護方針について示しています。
- 11. 保存情報の2次的利用の制限について示しています。
- 12. 利用者からの連絡方法について示しています。
- 13. サービスに関する権利帰属を示しています。
- 以降は、契約書としての関連事項が解説されています。(14条~17条)
PSP株式会社(以下、「PSP」といいます)は、「本サービス」(第1条第1号にて定義します)に関して、以下の通り利用規約(以下、「本規約」といいます)を定めます。
第1条(サービスの定義)
(1)本サービス
本サービスは医療機関等で発生したご本人の医療情報を、ご本人がクラウド上に保存管理し、パソコン、スマートフォン等で参照するためのサービス、およびこれに付随して提供されるサービスです。ご本人がPSP所定の手続によりアクセスを許可した場合、第三者もご本人の医療情報を参照することが可能です。
(2)サービス利用者
本規約の全ての内容に同意し、本サービスの利用申し込み、利用者登録を行い、本サービスを利用する方をいいます。
第2条(サービスの利用)
- 1. 本サービスは、サービス利用者が、ご自身の医療情報の生涯管理、ご自身の健康増進、疾病予防、医療サービスへの理解・学習、医師との円滑なコミュニケーションを実現し、ひいては、医学の発展、公衆衛生への貢献に資することを目的としています。本サービスを通じて参照される情報は、上記目的に合致するものに限られ、上記目的以外で必要となる医療情報は、対象となる医療機関に、ご本人が直接請求し、取得いただく必要があります。
- 2. サービス利用者は、サービス利用者自らの責任と費用において、本サービスへアクセス可能な機器、環境を準備した上で本サービスを利用するものとします。
- 3. サービス利用者は、PSPが指定するセキュリティ条件、利用手順に従って本サービスを利用するものとします。
- 4. 本サービスを利用するために、サービス利用者はPSPに対して、月額100円の費用をお支払いいただきます。この費用はサービス利用者お1人当たりの月額費用であり、医療情報の発生源となる医療機関の数により増加することはありません。
- 5. 前項にかかわらず、本サービスの一部機能は、継続的に無償で利用いただけます。無償サービスでは医療情報の発生後、1年間が経過したデータは自動的に消去されます。サービス利用者には、先行してデータ消去の可能性についてはご案内をいたします。無償サービスの利用中も、PSPの指定する方法にて前項の費用をお支払いいただくことで(有償サービスへの切り替え)、本サービスを制限なく、またデータの保存期限の制約なく継続して利用いただけます。有償サービスへの切り替えを選択しない場合も、1年間のデータ保持期限のまま、本サービスを継続ご利用いただけます。データ保持期限の制限解除は、有料サービスに切り替えた時点からとなります。切り替え前に消去されたデータについては復元しません。
- 6. サービス利用者は、ご本人のお子様や高齢のご家族等、法律または契約の定めに従って、直接本サービスの利用登録ができない方を代理または代行して、本サービスの利用登録を行うことができます。その場合、代理または代行された方も本規約の全ての内容に同意したものとします。また、代理または代行により利用登録する場合も、利用登録対象となる方は、サービス利用者として本条4項に規定するサービス費用が発生します。
- 7. お子様が成人した場合や親権者の変更等、PSP所定の事由が生じた場合には、利用登録を代理または代行したサービス利用者の医療情報の参照を終了します。
- 8. 本条4項の定めにかかわらず、医療情報の発生源となる医療機関とPSPの間に個別合意のある場合、特定条件に合致するサービス利用者に限り、例外的に上記月額を医療機関が負担する場合があります。詳細については医療機関にご確認ください。
第3条(サービス利用者による解約)
- 1. サービス利用者は、任意のタイミングで本サービスの利用契約を解約することができます。解約時には解約時点における保存情報の取得、またはご本人による保存情報の削除が可能です。ご本人が削除しなかった保存情報については、ご本人が処分権限を放棄したものとみなし、PSPは個人情報に関する関係法令に従って取り扱うものとします。
- 2. サービス利用者は、PSPが指定する単位で、保存情報を自らの意思と選択で、個別に削除することが可能です。
- 3. サービス利用者が解約後に本サービスの利用を再開される場合、過去に削除した保存情報を復元することはできません。
第4条(禁止事項)
本サービスの利用にあたり、サービス利用者は以下の行為をしないものとします。
- 1. 第三者およびPSPの著作権等の知的財産権その他の権利または法律上の利益の侵害
- 2. 第三者およびPSPへの誹謗、中傷のほか、第三者およびPSPに不利益を与える行為
- 3. 公序良俗に反する行為
- 4. 法令に違反する行為、または違反のおそれのある行為
- 5. 反社会的勢力の活動に結びつき、または結びつくおそれのある行為
- 6. 本サービスを妨害、混乱させる行為
- 7. PSPが提供するシステムインフラに必要以上の負荷をかける行為またはその準備をする行為や、不正なアクセスをする行為またはその準備をする行為
- 8. PSPの説明に従わない本サービスおよびPSPのシステムの利用行為
- 9. 本規約に違反するまたは違反のおそれのある行為
- 10. その他PSP が本サービスの運営管理上、不適切であると判断する行為
第5条(譲渡制限)
- 1. サービス利用者は、本サービスの利用契約上の地位、本規約に基づく権利、義務をPSPの事前の書面による承諾がない限り第三者に対して譲渡または承継等することはできないものとします。
- 2. サービス利用者は認証情報の利用および管理について一切の責任を負い、認証情報を第三者に利用させること、または貸与・譲渡・売買等することはできません。
- 3. 認証情報を用いてなされた本サービスの利用は、すべて当該認証情報を有するサービス利用者によりなされたものとみなします。
- 4. 第三者が認証情報を利用したことによりサービス利用者が被った損害については、原因の如何を問わず、PSP は一切の責任を負わないものとします。また、認証情報が当該サービス利用者以外の者により利用されたことによって、PSPまたは第三者が損害を被った場合、当該認証情報を有するサービス利用者はその損害を賠償するものとします。
第6条(利用停止および情報の強制削除)
- 1. PSP は、サービス利用者において以下の事由がある場合には、サービス利用者に対し事前に通知することなく本サービスの利用権限を停止することがあります。
- (1) 本規約に違反した場合
- (2) 登録内容に虚偽あることが判明した場合
- (3) メールアドレスを含む登録情報が無効であると判断した場合
- (4) サービス利用者が本サービスを利用するにふさわしくないとPSPが判断した場合
- 2. PSP はサービス利用者が本規約に違反した場合、またはPSP もしくは第三者の権利または法律上の利益を保護するため、その他本サービスの運営または管理上、PSP が必要であると判断した場合には、システム内に保存されているサービス利用者の情報を削除できるものとします。
第7条(サービスの一時停止・中止について)
PSPは、任意の理由(本サービスを提供するサーバーの保守、機能改善およびサービス利用者の利益を確保するためなどを含みますが、これらに限りません。)により、予告なく本サービスの利用を一時停止、または本サービスの提供を中止する場合があります。
第8条(限定的保証)
- 1. 本サービスを通じて提供される医療情報は、サービス利用者ご自身による参照のために適正化・抜粋・加工されたものであり、医療機関に保存されている医療情報と内容が異なる場合があります。
- 2. サービス利用者は、本サービスを自己の責任で利用するものとし、PSPは、本サービスの内容の正確性・完全性・有用性・ユーザの利用目的への適合性、本サービスに瑕疵や障害がないこと、その他本サービスに関して一切の保証をいたしません。
- 3. PSPは、サービス利用者からの問い合わせへの回答の有無、またその回答内容の妥当性、正確性を保証いたしません。
第9条(損害賠償)
- 1. サービス利用者は、本サービスを利用したこと、もしくは利用できなかったこと、本サービスの内容の変更および提供の停止、廃止、データの消失、その他の本サービスに起因しまたは関連して生じた一切の損害について、PSPに故意または重過失がない限り、PSPが一切責任を負わないことに同意します。PSPが何らかの理由で責任を負う場合であったとしても、付随的損害、間接損害、特別損害(予見可能性の有無を問いません)、将来の損害および逸失利益については賠償する責任を負わないものとします。
- 2. サービス利用者は、本サービスの利用により、PSPまたは第三者に損害または不利益を与えないものとします。
- 3. サービス利用者は、本サービスの利用により、PSPに対して損害または不利益を与えたときは、PSPに対し、当該損害(弁護士費用を含みます。)または不利益を賠償または補償するものとします。また、PSPが、サービス利用者に起因して、第三者から損害賠償請求を受けたときは、サービス利用者は、PSPに対し、当該損害(弁護士費用を含みます。)を賠償または補償するものとします。
- 4. サービス利用者は、本サービスの利用によって第三者と紛争になったとき、または第三者に損害を与えたときは、自己の費用と責任において当該紛争を解決し、損害を賠償するものとします。
第10条(個人情報保護)
PSPは、PSPホームページに開示する、「セキュリティポリシー」および、「個人情報の取り扱いについて」に従い、本サービスの登録に際して知った利用者の登録情報を保護し、第三者に開示または漏洩しないものとします。 ただし、利用者から事前の書面による承諾を得た上で開示する場合、国または地方公共団体等から義務により開示を求められた場合その他法令の定めるところによる場合はこの限りではありません。
第11条(医療情報の第三者による2次的利用)
- 1. PSPは、サービス利用者の同意がある場合を除き、お預かりする医療情報を、第三者に提供することはありません。
- 2. PSPは、対象情報項目、利用範囲、利用目的、情報の提供形態、利用期間、開示対象となる第三者を明示したうえで、サービス利用者ご本人による同意が確認される場合、対象となる医療情報を第三者に利用させることができます。
- 3. サービス利用者は、前項のかかる同意のための問い合わせを行う可能性について予めご理解いただきご了解いただいたものとします。
第12条(利用者からの連絡)
サービス利用者が本サービスに関してPSPに連絡が必要な場合、NOBORIアプリ上に周知する該当窓口あてにメールにて連絡するものとし、それ以外の方法による連絡は受付けないものとします。また、医療情報の内容に関する問い合わせは当該医療情報を作成した医療機関等に連絡するものとし、PSPは連絡の取り次ぎを行いません。
第13条(知的財産権)
本サービスに関連する全ての知的財産権は、PSPに帰属しているか、もしくはPSPがその使用許諾を得て提供しているものです。サービス利用者はそれらの知的財産権を侵害しないことに同意します。
第14条(規約の変更)
PSPは、相当の周知期間を置いた後本規約を変更できるものとします。変更内容は、その開示方法の如何を問わず、変更内容が開示された時点から、直ちに有効に適用されるものとします。
第15条(秘密保持)
サービス利用者は、本サービスに関連して、PSPがサービス利用者に対して秘密として扱うことを求めて開示した非公知の情報について、PSPの事前の書面による承諾がある場合を除き、秘密として取り扱うものとします。
第16条(分離可能性)
本規約のいずれかの条項またはその一部が法令に基づいて無効と判断されても、当該一部以外の条項・規約の効力は有効とします。
第17条(準拠法、紛争の解決)
本規約の準拠法は日本法とします。 また、本サービスまたは本規約に関連してPSPと利用者の間で生じた紛争については東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
2021年1月17日 改定
2022年4月1日 改定
2023年3月1日 改定